自分を許す=自分に甘いではない。

こんにちは!
自己実現の心理学コーチの鶴見です。

本日のテーマは、
「自分を許す=自分に甘い、ではない。」と、
セルフコンパッションについて解説します。

やらなきゃいけないことなのに、
どうしても先延ばしにしてしまうという悩み、
誰しも感じたことはあるのではと思います。

実は、先延ばしにしてしまう人は、
完璧主義な人や、自己肯定感が低い人なのだそうです。

完璧主義がゆえに失敗を恐れてしまい、
結局スタートを先延ばしにしてしまうという
アメリカの研究結果もあるようでして、

自分を責めたり、できなかった自分に
自己嫌悪になってしまう時間が長くなり、
結局再スタートするのに時間がかかるそうです。

「自分は意志が弱い、
どうすればできるようになる?」など、

自分の弱みを受け入れて、できなかったことを
許してあげることが次に動くことができ、
結果として成果につながるのです。

自分の弱みを受け入れることができれば、
それに対しての対策も講じることができますよね。

確かに私の周りのビジネスの成功者の方々は、
そういう方が多いです。

「自分はこういうところがダメだから」とか、
「この前もこんなことをしてしまって、
本当迷惑かけてしまってて…」のように、

自分のダメなところを認識していて、
なので誰かに任せたりとか、カバーする方法を
ちゃんと持っている印象があります。

ではここで、セルフコンパッションという
言葉についてご紹介しますね。
すでにご存知の方もいるかもしれませんが、

日本心理学会が定める定義によると
直訳で

「自分への思いやり、自分への慈しみ」

幸せのあり方を教えてくれ、
それを実践することで「あるがまま」を
受け入れられるようになるとの記述です。

生きていると、周りと自分を比べたり、
周りから言われるなどして、自分に対して
「こうありたい」姿を持つようになります。

ただそれは達成できたとしても、
一瞬の喜びであり、また将来のことを
考えなくてはいけなくなり、

さらに周りからのプレッシャーで
怒りや不安に追い込まれ、
疲れ果ててしまいますよね。

「こうありたい」自分を追い求めすぎると
不幸になってしまうのなら、
どうしたらいいのか?

「あるがまま」の自分を
受けいられたら心は穏やかでいられます。

ただ、自分の短所やマイナスの部分の
あるがままを受け入れるというのも
ストレスになるかもしれませんよね。

ネガティブ思考を無理やり
ポジティブにするのも別です。

これでは根本的な問題を解決せずに、
問題に蓋をしてしまっていることになるので
ゆくゆく反動が起きてしまいます。

ではそんな時に私がオススメしたいのは、
ご自身の傾向や特性を分析することにより、
自分が認識していなかった自分を知ることです。

例えば、ハッキリと自分の向き不向きや
得意不得意を認識できていたら、
何かできないことがあったとしても
気にならなくないですか?

意外と向き不向きや得意不得意って、
自分でわかっていない可能性あります。
そこのギャップがあればあるほど、
苦しんでしまう原因の一つにもなります。