機能不全家庭内で育成された子供の特徴と、それを克服した女性の話

先日から何度もこちらのブログにて
機能不全家族とそれが原因で形成される
インナーチャイルドについて
何度も解説をさせていただいてます。

今朝、過去に私が勉強をしていた際に
使っていた文献を読み返してみた時、
とてもわかりやすく、

「機能不全家庭内で育成された子供の特徴」

について解説されている箇所を見つけました。

箇条書きで17個項目書いてあったのですが、
私の過去の体験を思い返してみても、
ものすごく納得できる点ばかりでした。

インナーチャイルドを抱えてる人は
自己肯定感が低くなりやすく、トラブル時に
自分を責めてしまいがちなのですが、

こちらをご覧いただくことにより、
自分が悪いわけではなく、今のような状態に
なってしまうのは、しょうがないことで、

むしろそんな大変な状況でも
今まで頑張って生きてきた自分を褒めて
もらえたらいいなと思っております。

機能不全家庭内で育った子供が持つ17の特徴

では機能不全家庭内で育った子供は
どんなパターンを持つかというと、

1.よい子を演じる。

2.問題のある子を演じる。

3.子供なのに、
家族の管理的役割を持つ存在を演じる。

4.健全な自己愛が発達していない。

5.他者を信じることができない。

6.自分が存在していないように演じたり、
目立たないようにそっと立ち去る。

7.自尊心が低く、ポジティブな自己イメージを持てない。

8.子供の頃に健全な発達ができなかったため、
他者と擬似的親子関係を形成しようとする。

9.年齢以上に早熟する。

10.機能不全な関係を他者と築く。(不倫など)

11.他者の気持ちを理解しにくい。

12.他者と孤立、対立しやすい。
(自分が一番と思いつつ、自分がダメだと思う)

13.人間関係に常に問題が発生する。

14.怒り、不安、絶望の感情を感じやすく、疲れやすい。
(心、体が常に疲れている)

15.常に真面目、几帳面で子供らしさを持ち合わせない。

16.現実からの逃避をする。

17.機能不全家庭内の行動を自分の子供に実行し、
機能不全家庭内の世代間連鎖を引き起こす。

私は特に、1番、5番、7番、9番、12番、
14番の傾向がかなり強かったと思います。

「子供の特徴」とご紹介してはおりますが、
これらの要素が大人になっても引き継がれ、
苦しみ続けてしまう方がほとんどではないでしょうか。

これらは深層心理にインプットされるので、
意識してそれを解除する必要性を
自分自身が知るまでは、生きづらさを
感じ続ける大人になってしまいます。

そして、インナーチャイルドという形となって、深層心理に留まり続け、その傷を癒そうと大人になった自分がもがくようになります。

インナーチャイルドに気づき、ケアできるのはあなただけ。

インナーチャイルドに
対処できるのは自分自身です。

インナーチャイルドは
記憶と体験から生まれるものであり、
学ぶことで様々な自分の感情に
気づくことができます。

その気づきが大きな自己成長となり、
自分のプラスの原動力の源になったり、
強みの一つとなっていくのです。

そのまま放置していて
自然に良くなるものではなく、
40代、50代になり、親が死んでも
自分の中で親の亡霊を作ってしまい、それを抱え続け苦しみ続けている人も本当にたくさんいます。

感情のコントロールが効かなくなると、
周囲の人間にまで被害が及びます。

以前こちらのブログでもご紹介した
20年以上他者に愛を求め続け、何度も不倫と
離婚を繰り返してしまった女性はその典型例です。

20年以上も他人に愛を求めつづけてしまった女性の話

周りの人に深い心の傷を与えているのに、
本人は全く周りが見えていないので、
どんどん暴走するようになります。

正直、自分でなんとかできるものではないので、
できる限り早い段階で向き合い、
解決のために行動することが重要です。

ですが、タイトルにあるように、
深刻な問題を引き起こす前に、
自分の問題を認識し、きちんと向き合い
勉強したことにより克服した方もいます。

そちらの女性から聞くことができた
とても素敵な体験談は、次回の記事にて
ご紹介させていただきます。

インナーチャイルドに関しての記事は
過去のメルマガ含め、重複した内容を
何度もお伝えしてしまってますが、
それほどこの問題が人生において重要であり、

ご縁があってこのブログを読んでくれている方に
よりよい人生を実現し幸せになって欲しいと
私の強い思いがあるので、繰り返し記事にしています。

苦しみ続け、自己犠牲的な生き方をしている人も
たくさん知っている分、そういう方が救われるのは、
何より私にとってもとても嬉しいことなのです。